『利他』

【シン説】
「私利私欲」という言葉がある。

 

人の為になりたい、

 

人を助けたいという志はとても立派だけれども、

 

ともすればやはり人間、

 

我が身が可愛い。

 

だから私欲に走るし、私利をもとめる。

 

 

だがこれも人情といったもので、

 

たとえば、ひとさまの子とわが子がケンカすれば、

 

どうしても我が子の味方をしたくなる。

 

 

同様に、私だけがよければという気持ちにとらわれるのは、

 

 人として、やむをえないことだ。

 

 

だが、こうも言えはしまいか。

 

 

我が身を優先するのが人の本能だからこそ、

 

人は、まわりにやさしさを求める。

 

そうやって自分が大事にされたい気持ちは、

 

だれしもがもっているのだから、

 

わたしたちは、やはり相手の立場にたって考え、

 

行動する必要があるのではないか。

 

 

全員が自分の利ばかりを追ったら、とんでもないことになる。

 

そのようなことは、だれもがわかっている。

 

 

問題は、

 

ひとさまのために犠牲をうった人がバカをみる社会ではないかなと、

 

正直者が損をする世の中ではないかなと、

 

そういった不安を、みんながどこかに抱いていることであって、

 

ここでわたしたちは、今一度、

 

世の中の大原則を知る必要があると思う。

 

 

つまりは、共歩き。

 

 

だれかが人のために尽くすからこそ、

 

一人の人生だけが生かされるのではなく、

 

たがいの人生が生かされ、

 

そこに二人分のエネルギーが生まれる。

 

そうして力強い、共歩きがはじまる。

 

 

この生かし合いが繁栄の基礎であり、

 

豊かさや幸せをうむ。

 

われが、われがと、しあわせを独占するよりも、

 

たがいに助け合ったほうが、

 

一人でやるよりも、より素晴らしい結果を引き寄せられる。

 

この謙虚さ、尽くし合いの心を理解した人から、

 

またひとつ成功していくのではないかと思う。

 

 

一番嫌われる人間は、意地悪い人間や、いじきたない人間ではなく、

 

利己的な人間だ。

 

 

だから、この現代において、

 

この普遍の真実をふたたびみなおして、

 

自分よりもまわりを優先できる、

 

利他的な人間を目指すべきだと思うし、
わたしもまた目指したいと思う。

 

 

忙しい現代だけれども、

 

1日1度くらいは、

 

「これをやってあげたら、助かるかな」という考え、

 

その余裕をもちあわせていきたい。

 

 

 

今日のひと言
人を助けることで、自分が助けられる
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