『小説新潮12月号』『護城の鬼』【物語のお知らせ】

【物語のお知らせ】
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『小説新潮12月号』『護城の鬼』【物語のお知らせ】

本日、発売いたしました。

小説新潮 2024年3月号 | 新潮社
新潮社がお届けする『小説新潮 2024年3月号』の情報 【春の歴史時代小説特集】 佐藤賢一/梶よう子/松下隆一/佐藤 雫/千葉ともこ/高瀬乃一/花房観音/天羽 恵

 

「ファンタジー小説の現在」という特集で四人の作家が物語をよせていますが、そのうちのひとつです。

 

ファンタジー小説の現在とはまた重圧がかかる特集名ですが、世界に通ずるハイファンタジーを描きたいわたしには、腕がなりました。

 

さて、短編の名は『護城(ごじょう)の鬼』といいます。

長篠の戦いをベースに描いた幻想歴史小説。

 

長篠の戦い(1575年)といえば、

最強を誇る武田の騎馬軍団を信長・家康の連合軍が、鉄砲隊の三段撃ちで撃破したというエピソードが有名ですね。

(ただし最近の研究ですと、地形的に三段構えは難しく、まあ、連隊を組んで装填の隙を少なくしたのだろうと、そういうことらしいです。でも三段構えのほうが話として面白いですよね)

 

で、信長の三段撃ちだけが取りあげられてますけれども、

この戦いの陰には、ひとりの武士の、それこそ歴史を変えた活躍があったわけです!

 

その侍、名を鳥居強右衛門勝商(とりいすねえもんのじょうかつあき)といいます。

 

この方のエピソードが大好きで、それを下地に話をつくりました。

 

わたしのお話しのカジ助とちがい、強右衛門の生い立ちはよくわかってませんし、連れをともなわず、ひとりで旅立ってます。

 

史実とのちがいも、ご興味ある方は楽しんでください。

(1番の違いは、蛇頭人とかの亜人種がいないことですけど。。)

 

六王世界という異世界(?)の話をわたしはライフワークにしてるわけですが、今回はたくさんある国のなかで、日本とよく似たブ国という国のお話しでした。

 

このあとブ国はズロニア帝国に併合されてしまいますが、まあ、そのあたりはどうでもいい情報ですね。

 

この次は電子小説がふたつ続く予定です。

 

惑星と口笛ブックス

→『死を降らす星』(SFかな)

冴崎&(株)モノシンプレゼンツ

→『ようこそ! ハイツとこしえ荘へ!』(大得意のコメディー)

 

こちらもよろしく!

 

カジ助と物語の中で4日ほどを過ごしたわけですけども、もう少し長く書きたかったなあというのが作者の感想。

 

史実のほうをいつか書きますかね。


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