冴崎 伸

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『少年と怪物』

「茶ん爺 〜へんくつじいさん〜」 『少年と怪物』

第45環。ハカセが言った。「大ウミヘビだとしても、つかまえられるかもしれない」全員が賛成したが、インチョーだけはことわった。茶ん爺に今日こそ、言わねばならないことがあった。
『少年と怪物』

「弓事件」『少年と怪物』

第44環。人食いザメなのか、大ウミヘビなのか、とにかく女の子を食い殺した怪物をつかまえようと、メンバーは相談をする。だがそれほど大きな生き物をどうやってつかまえれば? 思いついては、さまざまな道具を作ってきたが、メンバーには苦い思い出があった。
『少年と怪物』

「寄り添えの木2 〜白と黒と黄色〜」 『少年と怪物』

第43環。よりぞえの木について、母と交わした会話。いまはまだ、少年の心になんの影響も及ぼさない。しかしそれは決して消えることなく、少年が成長すればいずれ芽吹く。
『少年と怪物』

「寄り添えの木」 『少年と怪物』

第42環。始業式を終えた《失われた世界》のメンバー。巻きついた大蛇、自殺者たちの首吊り縄、アメリカ軍の火炎放射、さまざまないわれがある「寄り添えの木」。メンバー結成のきっかけでもあるが、インチョーは今も、あれが恨んでいると感じていた。
【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】

『粘膜人間』 【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】

第14本。『粘膜人間』。第15回日本ホラー小説大賞・長編賞を受賞した本作。めくるめく、おどろおどろしい世界。異形のものがうごめく、独特の物語です。小学生ながら195センチの雷太が強烈な印象です。
『少年と怪物』

「初恋2 〜 小町光 〜」 『少年と怪物』

第41環。隣の席の女の子。転校生。いつか秘密基地でマウスとハカセが熱く話していた子。それが今、現実となってインチョーの隣にいた。その子は小町光(こまちひかる)と言った。
『少年と怪物』

「初恋 〜運命の席替え〜」 『少年と怪物』

第40環。新しい先生、新しい席。インチョーにとっては、メンバー全員が一緒のクラスになれたことだけで十分で、ほかは興味がなかった。その時までは。その転校生はインチョー の隣の席に座った。
『少年と怪物』

「異変2 〜 虫 〜」 『少年と怪物』

第39環。日常は平和で、少年たちは誰も気づかない。それは荒々しい一方で、静かに侵攻してくる。消えた大型トラック、打ちあげられた大量の魚、死んだ少女、ほのかに赤い水。今また大崩壊に連なる不気味な現象がひとつ、環に加わる。
『少年と怪物』

『異変1 〜 動かぬマット 〜』 【少年と怪物】

第38環。インチョー。調子に乗った許せないクソガキ。用務員の外吉の怒りはおさまらない。どうしてやろうかと考える外吉に、また一つ不思議な出来事が起こる。
『少年と怪物』

「小学校7 〜マウスの名推理〜」 『少年と怪物』

第37環。短い入学式のあいだにすべて散った桜。不気味さなど感じず、蹴散らす児童たち。相原江里は、校長のいうように、本当に海で泳いでサメに食われたのか。マウスは大胆な推理をする。
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