【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】 『残穢』 【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】
作家がおすすめする本。『残穢』は大量の血しぶきや、残酷な描写で怖がらせるのではなく、緻密に絡んだ因縁と、不吉な謎を解いていく過程で、心底からゾッとさせられるホラーです。読み終わったあと「持っているのが嫌」という表現ができるほど、恐ろしい話です。
冴崎 伸
【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】 
『少年と怪物』 「帰らぬ子２ 〜桜の花びら〜」 『少年と怪物』
第１６環。母は何かに突き動かされるようにして現場へ近づいていく。母と娘の絆、しかしそれが母をもまた怪物へ導く。そして母は最悪の形で、娘がいた痕跡を発見する。
『少年と怪物』 「帰らぬ子 〜母の直感〜」 『少年と怪物』
第１５環。家を飛び出ていった少女は、昼になっても帰ってこなかった。母親はいらだちながら娘を待つ。引っ越してから、うまく噛み合わなくなった家族の歯車。母親は、たいしたことはないと考え娘を待つ。しかしなにか恐ろしいことが起きていることを、感じていた。
『少年と怪物』 「遭遇３ 〜それ〜」 『少年と怪物』
第１４環。少女は、展望岩の上から見かけた不思議な生物を探す。好奇心もあったが、見つければ初恋の少年と仲良くなれるかもしれないからだった。怪物は、暗闇の水底から浮かびあがる。惨劇の幕があき、最初の犠牲者である少女の環は閉じた。
【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】 『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』 【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】
【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】 日本がはじめて本格的に参加したカンボジアでのPKO（国連平和維持活動）。そこでひとりの日本人警察官が亡くなった。しかしその死の真相は家族にさえ明かされず、２３年のあいだ謎のままだった。数々の賞を獲ったNHKスペシャルの書籍。
『少年と怪物』 「遭遇２ 〜展望岩と廃穴〜」 『少年と怪物』
『少年と怪物』第１３環。東京湾の出口にある網船磯は、太平洋戦時、軍事拠点として利用された名残りが随所に見られる。怪物が誘われた理由には、そうした地形の条件もあった。少女は不気味な気配を感じながらも、初恋の少年を探し、怪物と出遭う。
【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】 『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』 【作家がおすすめする本 〜人生を豊かにする本〜】
『ウォーターシップダウンのうさぎたち』 作家がおすすめする本、第６本め。人間からすればわずか数キロでしかない移動が『指輪物語』のような大冒険になる本作。掛け値無しにおもしろく、イギリスの二大児童文学賞であるカーネギー賞とガーディアン賞を受賞しています。
【言葉拾い】 「若葉の下の枯れ葉」 【言葉拾い】一覧
【言葉拾い】一覧。日常であまり聞かない言葉、ふと耳にする言葉、作品で使った・使いたいと思った・勉強になった等、言葉を集めたカテゴリー。なるべく辞書やネットでわからない情報をあつかいます。
【シン説】 「五心」とは 【シン説】第３５説
「五心」とは 【シン説】第３５説。１、「はい」という素直な心。 ２、「すみません」という反省の心。 ３、「私がします」という奉仕の心。 ４、「おかげさま」という謙虚な心。 ５、「ありがとう」という感謝の心。日常の五心を踏まえながら、現代に合うよう、組織の方針とする「七心」とは。
『少年と怪物』 「遭遇 〜水切り〜」 『少年と怪物』
『少年と怪物』 第１２環。母親とケンカし、家を飛び出た少女は磯へ行く。初恋の男の子に会うために。磯の生き物を見つけ、水切りをし、暇をつぶす少女。怪物は少女をじっと観察していた。